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【症例】階段を上る時に股関節(鼠径部)が痛む

Yasuragi-Chan-02 症例

70代の男性の方で、3か月前から「右腰」と「右の股関節(太もも前の付け根・鼠径部)」が痛みが現れたそうです。

特に右の股関節の痛みに関しては、階段などで「右足から上ろうとして力を入れようとすると鼠径部に激痛が走る」ため、左足からでないと上れないとのことでした。

病院での診察結果

他の治療で整形外科以外で通院されていますが、検査などで特に指摘はなかったそうです。

当整体院による施療

日常生活の動作はもちろん、可動範囲の検査においても「右足を軸にして段を上る動作」以外で痛みは再現できませんでした。

右大腿部の筋肉を触診しましたが、筋肉硬直が原因で痛みが起きているとは考えにくい状態です。

そこで筋肉そのものの問題ではなく、足を踏み込む動作の際に坐骨神経等を圧迫することが痛みの原因ではないかと推測しました。

テンシンリューを腰と臀部に貼付しバランスを整えたところ、たった1回の施療でご本人も「あれ?」と声を出されるほど痛みが軽減しました。

初回   施療前に痛みでできなかった「右脚から踏み台に昇る動作」が可能に。
2回目 2日後 だいぶ楽になった。歩いていても楽。
3回目 3日後 前回後、好転反応として腰痛が出た。
4回目 5日後 まずまず。
5回目 1週間後 調子いい。

痛みの原因

単純な筋肉疲労による痛みなら、体を安静にしていれば改善していくはずです。

それが3か月も続くということは、痛みが出ている筋肉の疲労が原因でない可能性が極めて高く、別の原因を疑うべきでしょう。

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院長プロフィール写真

M Fujieda

三重県四日市市で整体師をしています。 (略歴 早稲田大学理工学部を卒業後、メーカー勤務を経て2000年より現職)

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