「痛み方」と「利き手との関係」でわかる四十肩(五十肩)の重症度
当院の四十肩(五十肩)の症例を整体師の視点でランキング付けしてみました。
痛みの発生シーン別
着替えの時の肩の違和感や痛み、この段階で放置しないことが理想です。でも残念ながらこの段階では一日の行動の中の「一瞬の痛み」なので、痛くても気にしない人がほとんどです。「そのうち治るだろう」みたいに。

やがて髪を洗ったり整えたりする動作がしづらくなります。ここまで来ると多くの人が「ヤバいかも」と感じて病院に行き始めます。

究極は「肩が痛くて眠れない」です。この段階になると整形外科での治療を経験している方がほとんど。痛み止めを打ってもらってるけど辛すぎるから、藁をもすがる思いで民間療法を片っ端から試しているようなケースです。

この段階でも良くなった例はありますが、毎日のように通ってもらって、それでいて痛みは「薄皮をはぐように」しか変化しません。多くの人は「ここもダメだ」とあきらめる中、継続して通ってもらった少数の人が2~3か月後に「信じて良かった」と言っていただけるイメージです。どんな症状でも睡眠は健康回復の大前提です。それがままらないのですから、いかに改善が難しいか想像していただけると思います。
利き手との関係別
四十肩はとても複雑な症状だと感じているのですが、その中でも経験的に見立てがしやすいのが「右利きで左肩が痛い」パターンでしょうか。座位で背面から見て「左肩が上がって前に捻っている」ような歪み方なら内心ガッツポーズです。
「右利きの人で右肩が痛い」パターンは2つあって、「①いきなり右肩が痛くなった人」と「②左の四十肩の後に右の四十肩が発症した人」です。
①は四十肩でない可能性もあります。②のパターンでも楽になった例はいくつかあるのですが、左肩の疼痛がなくても拗らせて右の四十肩を発症していることが多いので時間がかかる印象です。
最後に「左利き(両利き)」の人の場合、これは個別案件に近く試行錯誤になります。理由の一つとして、左利き(両利き)の人は右利きの人に比べて左右バランスよく疲れが溜まりがちで歪みが起こりにくい分、発症したときには右利きの人の倍疲れが蓄積しているようなことが多いからです。
さらに左利き(両利き)といっても「完全な左利き」から「字を書くのだけ左」や右利きに近い両利きの人まで使い方が十人十色で、筋肉疲労による骨格の歪みを紐解くための見立てがとても難しいのです。苦戦しますが、最終的に良くなっていただいてます。

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