肋間神経痛の症状
胸や脇腹、背中といった肋骨の周辺に痛みが走ります。
痛み方も「刺すような鋭い痛み」から「しびれるような痛み」まで様々です。
- 肋骨に沿って痛む。
- 左右片側だけ痛む。
- 咳や身体を動かすと痛みが出る。
気を付けなければいけない点は、自己診断で肋間神経痛と思っていたら、実は別の病気だったというケースです。
肋間神経痛と勘違いしそうな症状として、「心臓」や「肺」の病気の関連痛があります。
安静にしていても同じ痛みが続くようなら、念のため病院で検査を受けた方がいいでしょう。
肋間神経痛の原因
肋間神経痛というのは「肋間神経に痛みを感じる状態」を指す言葉で、病名ではありません。
背骨が骨折したために肋間神経痛を感じるケースもあれば、帯状疱疹が原因で肋間神経痛を訴えるケースもあるわけです。
西洋医学的には原因が分かる場合と、不明な場合があります。
肋間神経痛の整体方針
肋間神経痛を訴えて来院される方で、多く見られるのが「背骨（胸椎）」のズレが原因と考えられるケースです。
ズレている背骨から出る肋骨に沿った「背中・脇腹・胸」で痛みを訴える場合がほとんどです。
こういった場合はズレている胸椎を矯正するように、背中から腰の筋肉のコリをほぐし、左右の筋肉バランスを調整することで痛みは消失していきます。